2016/03/02

2016年3月2日 - 渡波(祝田〜)

石巻湾に面した牡鹿半島の付け根の部分に祝田という集落がある。
そこから海岸線を迂回するようにして荻浜方面に向かう道路がある。
地図上で見ると「こぶ」のようでもあり、「U」の字にも見える。
順に、復元船のサンファン・バウティスタ号がある「字大森」から
「佐須浜」「袖浜」「小竹浜」「折浜」「蛤浜」と続く。

その道路は30数年前、一部か全部かは忘れたが、
陸上自衛隊が訓練を兼ねて泊りがけで整備した。
そんなことを思い出しながら、車を走らせた。

佐須浜は昭和40年代まで遠浅の海水浴場として、人気のスポットだった。
かつて泳いだ後に体を休めた岩場から、復旧整備された船着き場を写真に収めた。
穏やかな海辺は以前と変わらないが、砂浜はない。
隣の袖浜は昔、キャンプをした思い出の地。
浜辺には細い道を下って行ったが、その途中にスイカ畑があった。
その場所に「県水産技術総合センター」が建ち、
地震後の地盤沈下のためかすぐ近くまで波が押し寄せていた。
緊急の防潮柵を設けていたが、佐須浜の海面静穏度と比べようもなく、波は荒かった。

地図上の「U」の字の底に当たる部分が小竹浜。
整備された漁港の前には「弁天島」があるが、大津波を防いではくれなかったようだ。「津々浦々」というが、浜々に人の営みがあることを再認識した。
折浜では共同作業場が新しくなっていた。
生産者は少なくなったが、牡蠣むきも行われていた。






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